門松
お正月を迎える風物詩
門松づくりの現場を見学。
実際につくっている所を初めて観ました^^
細かい部分まで目を配り慎重に仕上げていきます。
鮮やかに彩る日を静かに待っているようです。
もうすぐお正月ですね。
自分もお正月に向けて何か出来ないかな・・。
庭の樹木更新
今日はNPOおおさか緑と樹木の診断協会の方々と大学で人間環境学研究科の前迫ゆり教授を講師に招き奈良県の春日山原始林から若草山までを観察する研修会に参加してきました。
当初は紅葉も楽しみながらと少し遠足気分で参加。
しかし訪れた春日山原始林(照葉樹林)は、現在長期にわたるシカの過剰採食などによって危機に瀕しているとのこと。これは同じ奈良県にある大台ケ原でも問題になっている。
森林での自然サイクルでは背の高い樹木が倒れるとそこに光が差し込みそ次の世代の稚木が成長し更新されていく。
その稚木がシカによって過剰採食され原始林としての照葉樹林の更新が形成されず、シカに採食されない外来種のナンキンハゼや国内外来種のナギが成長し群落を形成しはじめている。
ナンキンハゼは紅葉も鮮やか落葉した後の樹形や白い実が美しく個人的には好きな樹木ですが。
このままでは地域固有性の高い春日山照葉樹林から外来種樹木が優先する落葉広葉樹と常緑針葉樹に変移していくのではと懸念されている。
原始林を抜けて若草山へ
シカにとっては何の罪もなく、そんなことも露知らず。
現在抱えている問題が自然的なのか人為的なのか・・。自然的ならまた違うカタチ更新と呼べるのか、難しい問題。
今回の森林更新について自分の仕事で携わっている庭や樹木に置き換えて捉えてみました。
庭に存在する樹木にも更新があってもいいのでは。
森林での樹木は光などの奪い合いなどで短命であることも多い。自然サイクルでは朽ちた樹木は循環して次の世代へ引き継がれていく。逆に平地での神社や施設、単木で存在する樹木の方が光などの環境に恵まれ長寿であることも多い。
古くなった、大きくなった樹木を大切にすることも大事ですが、お手入れだけの為になってる庭や樹木も多く存在している気がします。
今の暮らしに寄り添った、次の世代の為の庭や庭の樹木の更新。
いい庭
11月28日
語呂合わせでこの業界では「いいにわ」 の日^^
日頃から感じていたり考えている自分がいい庭と思い描く庭は。
「そこに居住する人柄や生活を深く映しているような庭」
店舗や施設などの庭では条件も異なってくると思うが一般の住宅の庭ではつくり手からその後、その庭に向き合っていく住まいの人にゆだねられる割合が大きいと感じている。
庭とよべるかは分からないが、作為のない何となく人柄や暮らしが映しだされているような。
自分はそんな庭を提案・施工できたらいいな。
ただ庭をつくるにあたって格好いいデザインや、様々な知識や技術的な事はとても大事ですね。
語呂合わせでこの業界では「いいにわ」 の日^^
日頃から感じていたり考えている自分がいい庭と思い描く庭は。
「そこに居住する人柄や生活を深く映しているような庭」
店舗や施設などの庭では条件も異なってくると思うが一般の住宅の庭ではつくり手からその後、その庭に向き合っていく住まいの人にゆだねられる割合が大きいと感じている。
庭とよべるかは分からないが、作為のない何となく人柄や暮らしが映しだされているような。
自分はそんな庭を提案・施工できたらいいな。
ただ庭をつくるにあたって格好いいデザインや、様々な知識や技術的な事はとても大事ですね。
街角探索
またまた昼休憩の街角探索^^
ある公園内のクスノキ。
左側は植樹桝内に植えられ葉がたくさん茂り元気な感じ。に比べて右側は真ん中に植えられ葉は少なくヒョロっとしている。
おそらく植えられた時期や当時の大きさは同じぐらいだったと思うが、これだけ生育に違いがあるのは。
右側の樹木は公園を利用する際に根元が踏み固められる事により土壌の透水性の不良、酸素不足などの影響などによる生育の差がでている思う。
また、その影響はすぐ現れるものではなく年月が経って徐々に現れてくる。
ただ植えればよいものではない。
庭づくりや樹木のお手入れなどでも・・。
樹木はモノではないし、自分で行きたい場所へ移動できない生き物である。
年月が経つごとに良くなる、また年月が経つことによってつくられる庭や樹木。
そんなことを考えさせられる恒例の探索でした。
ある公園内のクスノキ。
左側は植樹桝内に植えられ葉がたくさん茂り元気な感じ。に比べて右側は真ん中に植えられ葉は少なくヒョロっとしている。
おそらく植えられた時期や当時の大きさは同じぐらいだったと思うが、これだけ生育に違いがあるのは。
右側の樹木は公園を利用する際に根元が踏み固められる事により土壌の透水性の不良、酸素不足などの影響などによる生育の差がでている思う。
また、その影響はすぐ現れるものではなく年月が経って徐々に現れてくる。
ただ植えればよいものではない。
庭づくりや樹木のお手入れなどでも・・。
樹木はモノではないし、自分で行きたい場所へ移動できない生き物である。
年月が経つごとに良くなる、また年月が経つことによってつくられる庭や樹木。
そんなことを考えさせられる恒例の探索でした。
大きな木の下で
京都での仕事。
昼休憩を利用して恒例の街角散策。
ある施設の一角で目に飛び込んできたのが真っ赤に染まった大きな木。
近くの人に話を伺うと、この施設は神社敷地の一部が造成されたとのこと。
残された木は日光を四方から独り占め。
根元周辺を踏み荒らすことは樹木にとってストレスをかけることもあるのですが、簡易的なテーブルやベンチが設けられ大きな木の下で枝葉を透かした柔らかく気持ちいい光を感じながら何か楽しめることがあってもいいな。
庭にも通じるようなことがあって眺めてるだけでも十分なんですが何か実用的な事も考えられたらな~などど考えていると、休憩もあっというまに過ぎていきました。
門真 移植・根回し
思入れのある樹木を移植してほしいとの依頼。
金柑の木
植えられてから年月が経っている事で、根が四方に太く成長し、すぐ掘り取って植え付けることは非常に困難である為、根回し(環状剥皮)を提案。
太い根は樹木の体を支えるとともに先端にある細い根は養水分を吸収しており、細い根はとても重要な役割を果たしています。
掘り取る際にいきなり太い根を切断すると樹木は体を支えるどころか成長に必要な養水分も吸収できなくなり弱ってしまう事があります。
根回し(環状剥皮)とは、移植する以前に太い根から細い根を発根させる狙いがあります。
根を傷めないよう慎重に掘っていく。
鏡などを使用し根の裏側までしっかりと皮を幅15㎝ほど剥いでいきます。
四方の根にすべて行ったあとは完熟堆肥を敷き詰めて発根を促し、通気性を確保するため周りには節を抜いた竹を挿入。
大阪から遠く離れた宮崎でも元気に育ってくれるように春(移植の時期)を待ちます^^
◆ お問い合わせ対応エリア
大阪府 大阪市 堺市 池田市 箕面市 豊中市 茨木市 高槻市 吹田市 摂津市 枚方市 交野市 寝屋川市 守口市 門真市 四條畷市 大東市 東大阪市 八尾市 柏原市 和泉市 高石市 泉大津市 岸和田市 貝塚市 泉佐野市 泉南市 阪南市 松原市 羽曳野市 藤井寺市 大阪狭山市 河内長野市(府下、郡部等全域対応)
対応エリア外の方もお気軽にお問い合わせ下さい。造園 植木屋
緑志園 (りょくしえん) 〒571-0015 大阪府門真市三ツ島2丁目12番5号
TEL 072-884-5648
庭の存在
玄関前の小さなスペースの依頼。
施主さんは少しでも庭が欲しかったと思いながらも実現できずにいました。
みどりが好きでご自分で集められた植物も使って欲しいとのこと。
少しでも庭の雰囲気をと想いながら提案・施工へ。
天然の素材を使用。
少し物足りさも感じるかもしれませんが・・経年変化で風化した素材感と植物や下草の成長を楽しんでいただけたらと思います。
それぞれに庭のかたちが存在します。
その後、下草がモコモコと成長した様子^^
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