庭づくり その後

今年、春先に手がけた庭
枯れてしまった樹木や下草などの植替えと少しのメンテナンスを兼ねて伺いました。


4月
現在
無垢材のウッドフェンスが植物と絡みいい感じの色合いに(経年変化)




4月
現在


お客さんご自身で植えられたスイトピー
以前は鉢植えで育てられた経験があるものの地植えにしたときの勢いに驚かれている感じです^^




4月
現在


冬枯れの様子もいい感じですね。
少し仕込んでおいたデイゴンドラがじわじわと^^


ものをかたちとして作り出すその先には完成があり、その時をイメージしながらつくり出す。
しかし庭の存在は、植物の成長と時間と共に変化し続けることで完成という言葉は存在しないと改めて感じています。


なかなか思い通りに成長してくれなかったり想像以上に成長してしまったり、また植物の面白さや難しさに気付かされましたが、春の待ち遠しさを感じさせてくれるような1日でした^^





























庭  生垣  

 生垣改修のご依頼

現場を見に行った時の様子。
自分が好きな何となく無造作な雰囲気^^


さらにそんな雰囲気に似合うような 生垣(ベニバナトキワマンサク)を提案




今後もそんな神経質に刈り込まなくても自然な感じを楽しんでもらえれば


伸びすぎたらまたバッサリと切り戻してもらうくらいの気持ちでも、良い雰囲気が感じられると思います^^














































































店舗 中庭

上本町に在る築100年の長屋を改装したお店 「釜戸ダイニング縁」さん
その店舗内 中庭の改修工事のお話を頂きました。


店舗内の壁には大阪城の堀の跡がそのまま残っており何とも雰囲気のある感じ^^



店舗の工事は初の試みで、ある意味、自分自身への挑戦とも位置付けていました。
幾度となく打合せやご提案を重ね、いざ着工へ。
 

 版築風土塀から流れ落ちる水


歴史の重みを感じさせるアンティークレンガを敷き詰めて

客席から中庭を望む
(後日のオーナー談)
「縁が位置する空堀の名前は、大阪城に由来します。内堀、外堀、そして空堀。水のない空っぽの堀が作られ、今なお、地下に眠っている堀が沢山空堀地区にあると言われています。
お店を改装するときに地下の壁をめくるとなんとその堀がお店の中に⁉︎ びっくりです。
入り口から地下に降りるとこの堀があります。でも実は、階段を降りたはずなのに、1階⁉︎
空堀は、街いっぱいに不思議が隠されています。
まさに映画の「プリンセス・トヨトミ」の世界です。...
この度、堀と向かい合う小庭をリニューアル。
昔の職人が作った堀と現代の職人が作った新たな地層!
そして、豊臣秀吉の時代から空っぽだった堀にこの度、水が入りました。新たな地層から流れ落ちる滝。
お食事を楽しみながら、耳を傾けてください。水音がきっと心を癒してくれます。」
    



改修作業はお店の定休日のみ。
また地下のような場所なので材料などの搬入や作業範囲の制限など日々、緊張の連続で本当に大変な事柄が多かったですが、最後に喜んでもらえてほっと肩をなでおろしました^^

反省や改善していかなければならない事も多々ありますが、今後の庭づくりにいかしていきたいと思います。














フジの樹 治療


某施設内に植樹されてから100年以上が経つ フジの樹(藤棚)

綺麗な白い花を咲かせ、施設を訪れる方々を楽しませてくれていた様子ですが、幹の所々に損傷が目立ち、それに伴う処置などを行うことに。





予め事前調査を行い治療へ。

(地上部)
幹などで腐っている部分を削り取り、健全な部分はなるべく傷つけないよう慎重に。


丁寧に取り除いた後は、樹木保護剤(特製墨汁)を塗布。
 




(地下部)
地面に何ヶ所か小さな穴を掘り、土壌改良材(堆肥など何種類かの資材を混入したもの)を埋め戻し、根茎周辺の環境を良くしてフジの勢いを促す。


新たな棚も設置し、混み合っていた枝の整理。


簡易的な添え木を設置して完了。


来年からも綺麗な花を咲かせ、訪れる方々を楽しませて欲しいですね。






























集合住宅  植栽


ホームページよりご依頼を受けた集合住宅 植栽


 植え付け前
 植え付け後




 植え付け前
 植え付け後
何気ない日常の中に少しでもみどりの爽やかさを体感してもらえればと思います。



*2年後の様子


木を植えるとその後の様子がどうしても気になります・・。


穴を掘って木を植える。
少し簡単なようにも思えますが、植え付ける時がとても大事なことで土の条件や植え付け方など。


条件が悪ければ土を入れ替えたりその時に必要な改良材を施してあげたり。


また、最初からあまり大きな木を植えなくても環境をよくすることで根が丈夫に張り、大きく元気に成長し多少の病害虫や乾燥・過湿などの環境条件にも対応してくれると感じています。


成長に合わせメンテナンスなどは必要になりますが、元気の素となる土と最初に植え付ける時を大事にしてあげれば、数年後の成長に違いが現れてくると思っています。


それでも少し心配になるので、元気に成長している姿が確認できると一安心しますね^^




































































































窓際のみどり


季節の良い時期にはソファーを窓際へ運んで、みどりの風を感じながらゆっくりと本を読む。

事務所の窓際
窓際のみどりって心地いいですね^^











身近な庭

HPよりご依頼をいただいた庭つくり


玄関のみどり
ツリバナ ヒメユズリハ リキュウバイ イヌガシ
オリジナルの門柱


庭への出入り口
天然素材のウッドフェンスやデッキ、パーゴラ


菜園スペース 
パーゴラではつる性の花や果実なども楽しめたり



小さな森
シラカバ イヌシデ ヤマボウシ ツガ シャクナゲ 下草 石苔の小道


リビングから
半日陰のでも育つ植物たちの枝葉が柔らかな雰囲気を
ハイノキ アオダモ モミジ ガマズミ




ダイニングから
窓ぎわ席は小学生のお嬢さんが宿題をするときの特等席^^





お住まいの方ご自身で購入され植えられた草花が彩りをゆたかに


ただぼーっと眺めたり 水をたっぷりあげたり 草花なんかを植えかえたり 枝をぶつっと切ってみたり 果実を収穫したり
何気ない日常のなかに少しだけでもそんな時間が楽しめられたら


お住まいの方ご自身の庭として身近に感じてもらえればと想います

*この庭の経過状況は「庭づくり その後」で紹介しております。



































































































守口  庭づくり


 現在、手がけている庭


菜園と通りを兼ねた自然素材の敷木



色いろなことを頭で描きながら石を黙々と据えていきます


自然石の小道 少し起伏をつけて変化を

 土を固めた小道





 無垢材の木製フェンス






元々は既製品のアルミ門柱に手をくわえて他所にないオリジナル門柱

少しづつ形になり、お住まいの方々も庭や外まわりが出きる事を楽しみに待っています

あとは植物を植えていく作業

楽しくやっていきたいと思います^^
















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造園 植木屋

緑志園 (りょくしえん) 〒571-0015 大阪府門真市三ツ島2丁目12番5号

TEL 072-884-5648



























































































チューリップ


暖かくなってきて植物たちも待ち遠しかったように花や芽をふくらませ春満開といったところでしょうか。

昨年の秋に手がけた*【庭 花壇】現場近くを通ったときに少し寄らせてもらいました。

施主さんご自身で植えられたチューリップが綺麗に春を彩っていました。



これは当時、私が植えた植物。やや寂しげですが少し余白スペースを空けて施主さん自身に自分で好きな植物を植えていただこうと。



形やバランスなどはあまりこだわらずに自分の身近な存在(庭)として、楽しみながら植物と向き合ってもらえたら嬉しいですね^^

















素材


庭づくりの素材を求め、兵庫県の神埼郡へ


気になる石をみつけては・・どのように庭へ持ち込むのかイメージしてるだけでテンションが上がっていきます^^


種類や様々な形、大きさ、色など。選んで積み込む作業はけっこう大変ですが顔はニヤニヤしています。



無造作に積み上げられていたり、その辺に転がっていた石が植物のみどりと絡み合うと、とてもいい雰囲気の空間がつくりだされる。

そんな石の魅力ってなんかいいですよね。



これは以前に、知り合いである作庭家さんのお手伝いで四国まで。

ここにも魅力のある石がゴロゴロと。


積み終えて帰る道中は、少し大きすぎたかな・・少し足りなかったかな・・・などの不安が頭をよぎりながらも現場でいい感じにおさまったときの感動はひとしおです。

使いたい素材などは少し遠くても、なるべく自分の目で確かめて選んで持って帰りたいです。



その時に持って帰ってきた巨大な石を据えようとしているが、急な坂道で電線も低く・・・
非常に緊張している様子^^