家の植物たち



「植物は常に人の視線などを感じていると、それに応えようとしているのでは・・」と、このレモンを譲り頂いた庭のお仕事でお世話になっている方からお聞きし、それ以来このレモンは毎日といっていいほど視線をなげかけています^^


そのせいもあってか実をたくさん付けすぎるほどで、実摘みしながら充実することを楽しみに待っています。


摘果した小さな実でも手のひらで嗅ぐと酸味のとても良い香り^^



ジャボチカバ
幹に果実が直接実る少し珍しい木


この先どうなるのか楽しみ^^


足元にはバジルやアルテミシアコーラプラント(アブラムシを防ぐ防虫効果が期待できるコンパニオンプランツ)


ブラックベリー


6粒ほど実りましたが小学2年生になる息子が学校帰りに食べるのですぐになくなってしまいました。


少なくて貴重だったのに・・。



ブルーベリーやイチゴ
タイムやパセリなども。






植物がモリモリと成長するすがたや収穫を楽しみにしながらの視線を送りつづていきたいと思います^^

















































































新緑トレッキンング

待ち遠しかった季節 
G.W休みを利用して金剛山へ


登山口は少し通常のルートを外して千早城跡へ向かうルートから


いきなり急な階段が続く・・・。


しばらく急な階段を上っていくとさわやかな新緑に徐々に気持や期待も高まる^^
千早城跡付近
鎮守の森


その後、代表的な登山ルートに合流すると新緑のブナ林が出迎えてくれる


(リョウブ)
自分が好きな樹木のひとつ    (葉)
                     (幹肌)

壮大な夫婦杉


いろいろな植物に出会いながら少しづつ下山ルートへ


(シラネアオイ)
 (シャクナゲ)
清らかなせせらぎの渓流や滝


事前に下山口付近に自転車を置いておき、車を駐車してある登山口まで約2.5kmの道のりを下る。
みどりに囲まれた風を身体で感じながら駆け抜けたときの高揚感はとてつもないものでした^^
山麓の風景




 この季節のトレッキングはとても清々しい気持ちにさせてくれました^^
























































































































春の雨の日

自ら気に入って購入したり、お客さんのところへ旅立つことを待っている樹木たちがいる畑。
少しずつ暖かくなってくると蕾から葉や花を芽吹かせ動きはじめます。


過ごしやすい季節になると自分自身もなんとなく身体を動かしたくなってきます^^


そんな時期は樹木を動かすにも最適です。
雨で現場作業が行えず、通常なら動きやすいこの時期の天気をうらめしく思いますが・・・樹木を掘り起こして一度、根を切る作業ができる良い日でもありました。
(根が張りすぎてしまうと移動させるとき少しストレスを与えてしまうので)


そんな春の雨の1日でした^^





































































































































モチの樹 改善処置


お寺に存在するモチノキについてのご相談をお受けしました。
以前、雷の被害を受け大きく損傷し樹高の3分の2ほどが消失したとのこと。


現在は新緑が芽吹き樹の勢いはそれ程、悪くないと感じましたが、太い幹の支えとなる根株付近が心配な状況でありました。




上部にはその際に処置された痕跡が残る。




根株は損傷が大きく腐り朽ちている状況。




根株周辺の改善を施すために、まずはコンクリートや朽ちた根などの除去。






根株内部の通気性や土壌透排水を考慮した処置を施す。
今後、何らかの機会に掘り下げて内部を確認できるような方法を自分なりに。




良質な土壌改良材で埋め戻し。




内部には不定根なども確認。
土壌改良による既存根の成長促進を促す。



より太く健康に成長促進を願いながら^^




(縦穴式土壌改良)
根茎周囲での水はけを良好にするため、できるだけ縦に深く何ヵ所も掘り下げる。


掘り下げて出てきたのは粘土質な土壌。


掘り下げた下部層には透排水を高める資材を投入。







上部層には養水分を高める土壌改良資材。




根株の下まで既存の砂利を敷きならして少しでも下からの湿気対策。




根茎周囲に立ち入り足で踏まれる事による土壌の締め固め防対策の簡易的な柵の設置。


腐朽している箇所や腐朽菌は完全に取り除けることはできないので今回の処置については健全な箇所を傷つけることなく簡単に取り除ける箇所だけを削ることに。


また開口を塞ぐことにより通気性が失われ湿気がこもる事で腐りを助長するのではないかと考えているので開いたままにしてある。(腐りの進行具合などの確認もできなくなる)


それよりも地下部の改善を施し根茎の充実を図り成長を促進してあげることが大事だと考えてこの度の処置に至る。


また剪定など定期的なメンテナンスもその後の大切な作業のひとつになります。少しずつ良好な方向へ向かってくれると良いです。









































































































































































何気ない日常

2~3年に一度くらいで手入れに行ってるお庭


テラスでのお昼寝休憩から目覚めたときの景色^^


勝手に生えてきて大きくなったプリペットという名前の木(少し前まではよく生垣などに使用されていたが最近では庭木としてもでもあまり見かけないような・・・)


旬なものや珍しいものを格好よく配置させて心地よい空間をつくりだすことはとても難しいことだし、とても大切なことだと思う。


ただ、どこにでも在りそうでなんでもないような小さな木が大きく茂り何気ない日常の中に心地よい雰囲気をつくってくれる。
そこにはいろいろな物語があったり。


そんな庭つくりや庭のお手入れが、できるようにしていきたいと思っています^^

































葛城山

気候や植生(植物の休眠期)的なことを考えるとあまり良い季節ではないかもしれませんですが、身体のトレーニングなども兼ねて行ってきました。(先日の健康診断結果も気になるところなので^^)


今回は天狗谷ルートを選択。



 場所によっては足場も悪く(ガレ場)わりと急な斜面が続いたりで真冬でも汗がにじんできます・・・。





年月を感じさせる太い幹  わずかな光で育っている低木  苔が覆う自然石  自ら葉 を落としてまた自分の栄養素となりうる落ち葉
この雰囲気 いいですね^^


息を切らしながら杉林やヒノキ林を抜けると、山頂付近は雪景色。


次は落葉広葉樹が広がる自然研究ルート。
リョウブ、コナラ、イヌシデ、イヌブナなど新緑や紅葉の時期ではとても楽しめそうですね。


新雪を踏みしめながら歩く感触がとても気持ちいいです^^
足跡?
また春には関西では少し珍しい自生しているカタクリの群生が見られるそうです。              
               (カタクリ)
それから北尾根ルートで下り、葛城ロープウェイに乗り再び山頂付近へ。


山頂付近にはつつじの群落があり現在の様子。
咲き誇る5月ごろには見ごたえがありそうですね。
これからも様々な山や森、渓谷、社寺、絶景などを求めて駆け巡りたいと思います^^