庭  生垣  

 生垣改修のご依頼

現場を見に行った時の様子。
自分が好きな何となく無造作な雰囲気^^


さらにそんな雰囲気に似合うような 生垣(ベニバナトキワマンサク)を提案




今後もそんな神経質に刈り込まなくても自然な感じを楽しんでもらえれば


伸びすぎたらまたバッサリと切り戻してもらうくらいの気持ちでも、良い雰囲気が感じられると思います^^














































































店舗 中庭

上本町に在る築100年の長屋を改装したお店 「釜戸ダイニング縁」さん
その店舗内 中庭の改修工事のお話を頂きました。


店舗内の壁には大阪城の堀の跡がそのまま残っており何とも雰囲気のある感じ^^



店舗の工事は初の試みで、ある意味、自分自身への挑戦とも位置付けていました。
幾度となく打合せやご提案を重ね、いざ着工へ。
 

 版築風土塀から流れ落ちる水


歴史の重みを感じさせるアンティークレンガを敷き詰めて

客席から中庭を望む
(後日のオーナー談)
「縁が位置する空堀の名前は、大阪城に由来します。内堀、外堀、そして空堀。水のない空っぽの堀が作られ、今なお、地下に眠っている堀が沢山空堀地区にあると言われています。
お店を改装するときに地下の壁をめくるとなんとその堀がお店の中に⁉︎ びっくりです。
入り口から地下に降りるとこの堀があります。でも実は、階段を降りたはずなのに、1階⁉︎
空堀は、街いっぱいに不思議が隠されています。
まさに映画の「プリンセス・トヨトミ」の世界です。...
この度、堀と向かい合う小庭をリニューアル。
昔の職人が作った堀と現代の職人が作った新たな地層!
そして、豊臣秀吉の時代から空っぽだった堀にこの度、水が入りました。新たな地層から流れ落ちる滝。
お食事を楽しみながら、耳を傾けてください。水音がきっと心を癒してくれます。」
    



改修作業はお店の定休日のみ。
また地下のような場所なので材料などの搬入や作業範囲の制限など日々、緊張の連続で本当に大変な事柄が多かったですが、最後に喜んでもらえてほっと肩をなでおろしました^^

反省や改善していかなければならない事も多々ありますが、今後の庭づくりにいかしていきたいと思います。














フジの樹 治療


某施設内に植樹されてから100年以上が経つ フジの樹(藤棚)

綺麗な白い花を咲かせ、施設を訪れる方々を楽しませてくれていた様子ですが、幹の所々に損傷が目立ち、それに伴う処置などを行うことに。





予め事前調査を行い治療へ。

(地上部)
幹などで腐っている部分を削り取り、健全な部分はなるべく傷つけないよう慎重に。


丁寧に取り除いた後は、樹木保護剤(特製墨汁)を塗布。
 




(地下部)
地面に何ヶ所か小さな穴を掘り、土壌改良材(堆肥など何種類かの資材を混入したもの)を埋め戻し、根茎周辺の環境を良くしてフジの勢いを促す。


新たな棚も設置し、混み合っていた枝の整理。


簡易的な添え木を設置して完了。


来年からも綺麗な花を咲かせ、訪れる方々を楽しませて欲しいですね。