害虫防除

庭木で一番不快な害虫と言えばチャドクガ(茶毒蛾)。通常、4月~6月頃、8月~10月と年2回発生し、チャ・ツバキ・サザンカなどツバキ科の葉を食害する。卵・幼虫・脱皮殻・成虫・死骸など生涯を通じて毒毛を持ち非常に厄介な害虫。

その為、古い庭に植えられているツバキやサザンカまでが少し厄介者扱いされる傾向がみられる。

ツバキは照葉樹で(葉の表面がクチクラ層で覆われ表面の照りが強い)太陽の光をキラキラと照らし庭を明るくさせ、花だけではなくそんな良さも持ち合わせている。

害虫防除も薬剤の使用に頼るだけではなく、枝葉の風通しを良くしたり、落葉した葉の掃除、早期発見(幼虫発生時は1枚の葉に群生するので葉ごと切り取る)などで被害は軽減される。



以前は丸く刈り込まれていたツバキ。



枝葉を剪定で透かし、風通し良くさせる。






 


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