緑志園の足跡
害虫防除
庭木で一番不快な害虫と言えばチャドクガ(茶毒蛾)。通常、4月~6月頃、8月~10月と年2回発生し、チャ・ツバキ・サザンカなどツバキ科の葉を食害する。卵・幼虫・脱皮殻・成虫・死骸など生涯を通じて毒毛を持ち非常に厄介な害虫。
その為、古い庭に植えられているツバキやサザンカまでが少し厄介者扱いされる傾向がみられる。
ツバキは照葉樹で(葉の表面がクチクラ層で覆われ表面の照りが強い)太陽の光をキラキラと照らし庭を明るくさせ、花だけではなくそんな良さも持ち合わせている。
害虫防除も薬剤の使用に頼るだけではなく、枝葉の風通しを良くしたり、落葉した葉の掃除、早期発見(幼虫発生時は1枚の葉に群生するので葉ごと切り取る)などで被害は軽減される。
以前は丸く刈り込まれていたツバキ。
枝葉を剪定で透かし、風通し良くさせる。
花桃
通りすがりに目に映ってきた彩り鮮やかな樹木。
一本の樹木から濃ピンク・ピンク・白などと色取り取りの花を咲かす・・・。
おもわず、家の方にお話を伺うと25年ほど前に盆栽の苗木を地面に植えると、いつのまにか、こんなに大きく成長したとの事。満開の見ごろは過ぎてたみたいですが十分楽しめました。
ストロベリーグアバ
宝塚市にある保育園へ。
建物の雰囲気も良く、子供たちが遊び回れる遊具も充実しており、息子が通う保育園との違いに少し戸惑いを感じながらも施工。
植樹前
植樹後
手を伸ばせば遊具の上からも果実が収穫できそうです。
ストロベリーグアバ・・・赤い小型の実がなり、イチゴに似た香りで食用できる。
ブラジル原産で熱帯性の植物ではあるが耐寒性が少しあるのと温暖化の影響か最近では関西地域の屋外でも生育している。
トクサ
トクサ・・・砥石代わりの草という意味で多量のけい酸塩を含む茎を煮て乾燥させ、物を磨くのに使用されたことから付けられた。
一度、自分でも育ててみたいと想いながら、中々手に入れる機会がなく、このトクサ群の前を通るたびに気になっていました。
先日、前を通った時にタイミングよく管理されている方が居たので、思い切って声をかけてみると快く株分けを承諾していただきました。
さっそく木製プランターに。
繁茂しすぎると少し重苦しいですが、株分けしてやることで見違えるようになりますね。
藤棚
現場へ向かう途中、目にした道路沿いの藤棚。
幅は4~5mで全長は100mぐらいはあったでしょうか。
おもわず車を止め、藤棚の下を歩いて行ったり来たり。
せっかくの藤棚の通りに、電柱からのトラ色の控えは残念ですが・・・。
藤が満開の頃は見ごたえがあるでしょう。
樹木診断
同期の樹木医仲間と打撃音樹内腐朽簡易診断装置を用いての樹木診断。
何やら難しく聞こえますが、要は専用のハンマーで幹を叩き、その音を機械が分析し樹木内部(腐れによる空洞化など)状態を診断する装置です。
今回の場所は京都の大雲院(通常は非公開のお寺)に存在する特定の樹木が対象となりました。
キノコの発生樹木
診断装置を使用中
この樹木に対しては健全と推定される範囲内の数値が計測されました。
最近では、公園や街路樹、また一般家庭の庭でも大きく成長した樹木が増えています。
巨木や老木など、大事に見守られている樹木でも、少しでも危険だと感じるようであれば切る事は大切だと思います。
ケヤキ
街角で見かけた、幹の部分で大きく切断された跡。
成長を見越しての植樹は大切ですが、条件次第では無限に成長する樹種も存在するので、場所によっては切る作業が必要になる。
ただ、健全で萌芽力の旺盛な樹木は思い切りの切断で、吹き返しさせた方が、中途半端な剪定や、毎年の管理で樹木にストレスにかけるよりも極めて自然な形。
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