講義が開催される京都産業大学のキャンパス内を歩いていると敷地内には多様な樹種がバランスよく配置されており、よく目にする施設の単純な緑化などではなく春の芽吹きが待ち遠しいような。
さわやかな新緑やサクラの花など楽しめるとても良い雰囲気だと感じました。
ここに通う学生などが羨ましいですね^^
講義では松枯れやナラ枯れ以外にもサクラの話なども。
日本の野生のサクラはヤマザクラなど10種くらいでソメイヨシノなど園芸品種のサクラは約400種など。4月頃と10月頃に2度咲く10月桜や1月下旬に咲く寒桜など花の咲く時期や色や様々な樹形。
サクラだけでもそんなに存在するので植物や樹木の種類の数なんて・・ずっと勉強ですね。
午後からは隣接するゴルフ場敷地内での実習
松枯れの原因ともいわれるマツノザイセンチュウ(線虫)を松の体内へと自然と運ぶ役目(媒介)をしているマツノマダラカミキリ虫の幼虫
マツノザイセンチュウに対する予防・対策
(樹幹注入)
まだまだ植物や樹木の種類(名前)や病気・虫害・樹勢の回復や樹木の治療など分からないことも多くあるが、これからも実際に様々な経験や知識を身に着けて少しでも前に進んでいきたいと思います。
自分の樹木医としての考えは樹木を守るだけではなく、もっと本質的な人と緑(植物)の関係を庭という存在に結びつけていけたらと考えています。
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