マツの樹 樹勢回復

クロマツの状態を見て欲しいとの依頼。


様子を伺いに行くと局所的な枝葉の枯れが、あちらこちらで目立っていた。
過度な剪定が行われ樹体の大きさに対しての葉の量も少なく地上部は少し弱っている状態でした。


地上部を回復するのには地下部(根茎)の充実に目を向け、土壌自体の状態は悪く感じられなかった為、今回は菌根菌資材による施行。


(菌根菌)
菌根菌とは植物の根に菌根をつくり共生する土壌微生物。植物の根に共生すると、菌根から網目状に伸長した菌糸が、土壌中の養水分を植物に供給し植物の生育が促進される。



まずは健全な根を傷つけないよう丁寧に掘り起こす。



菌根菌が共生できるような根を選別し、切断・もしくは環状剥皮を施し菌根菌資材を投入。



続いて発根促進材を補充。


最期に表面を軽く覆土。








半年後(夏ごろ)の様子


これからの経過を見守っていきたいと思います。



























































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